アマガエルが、雨も降って無いのに鳴いている理由とは

 


近年は東京の23区では絶滅危惧種になっているアマガエルですが、基本的には日本中のどこにでもまだ存在しているかなりメジャーなカエルだったりしています。

雨が降りそうになるとよく、ゲッゲッゲッゲッゲと言った感じの鳴き声が周囲に響いてくると思うのですが、実は特に雨が降らなくてもアマガエルは結構鳴いていたりするのです。

その鳴き声を良く聞いていると、近くの草むらから鳴き声が発声された後しばらくするとちょっと遠く離れた場所から今の鳴き声に返信するかのような声が発せられます。

するとまた、さっきの草むらのカエルが鳴き始め~と言った具合に、どうも遠くの仲間とのコミュニケーションの手段として鳴いていたりするのです。

多分多くの人は、カエルが鳴くのは繁殖目的で、メスを呼ぶためだけに鳴いていると思っている人が多いかも知れませんが、実は遠くの仲間と連絡を取り合うためにも鳴いていたりするので、結構アマガエルなどのカエルは侮りがたしと言うか頭が良い生き物だと思った方が良さそうです。

遠くの仲間とはどんな事を話して居るのかは分かりませんが、あんなに小さい身体で遠くまで届く音を発せられる事に人類はもう少しアマガエルに敬意を表してもイイ気がしますが、中にはカエルが嫌いと言う人もまだまだ多いので、カエル好きの人だけ敬意を表して欲しいと思います。