ウナギの完全養殖が成功したらしいけど、実現されて大量生産出来るまでには時間がかかる

この間、ネットのニュースサイトで

 

「ウナギの完全養殖が成功した!」

 

と言うニュースを読みました。

 

完全養殖と言うのは、まずウナギの親から卵を取り出して受精させ、

稚魚に孵化させます。

 

稚魚を育てて成魚にして、その成魚を交配させてまた卵を孵化させます。

 

孵化して稚魚が生まれたこの時点で、完全養殖が完了するのです。

 

つまり、養殖されてない親から生まれた個体から生まれた個体が出来るまでが

完全養殖と言う事になりますかね。

 

今までウナギは、稚魚の時に食べている「エサ」が何なのかが特定されていなかった事から、完全養殖は難しいだろうとされてきたのです。

 

しかし近年、稚魚が食べられるエサの合成などに成功して来た事から、

 

「完全養殖」への夢が実現しそうな段階まで来ていたのでした。

 

なので、

 

 

今回の成功によって今後は、現段階で絶滅危惧種で捕獲の制限もされている状況

 

のウナギを、もっと格安で気軽に食べられる魚にしていく事も出来る様になると

 

考えられているのです。

 

その昔、まだウナギが絶滅危惧種になっていなかった頃は、

ウナギのかば焼きが4枚で1000円なんて時代もあったので、

そんな時代が戻ってくると良いな~と思ったのは言うまでもありません。

 

完全に昔の様な供給量になるまでには時間がかかるとは思いますが、

これでウナギの絶滅を気にしないでウナギを食べられる日が来るかと思うと、

ワクワク気分が止まりませんね。