部屋干しをすることが多くなる梅雨は、洗濯ものから「嫌な臭い」が
発生しやすくなります。
この「くさいニオイ」を予防する方法として、3つの干し方があります。
今回は、洗濯物をにおわせない3つの干し方をご紹介いたします。
部屋干しをすると洗濯物がくさくなる理由
花王が2011年に行った研究によると、部屋干しした洗濯物が嫌な臭いがする
原因菌として「モラクセラ菌」の存在を確認したと発表しています。
モラクセラ菌は、人や動物の口や鼻などに存在している常在菌で、洗濯物に残った皮脂や水分などを栄養として増殖し、あのイヤなニオイを発生させています。
くさくならない洗濯物の干し方3選
梅雨時期は雨が続くため、部屋干しする機会がどうしても多くなります。
部屋干しを行うことで「生乾き臭」と呼ばれる嫌な臭いが発生してしまいますが、どうすれば部屋干しした衣類から嫌な臭いが発生しないのでしょうか?
ここでは、部屋干しした衣類がにおわない干し方を3つご紹介いたします。
1.乾燥機と扇風機を利用する
洗濯ものが濡れている時間が長ければ長いほど、雑菌が繁殖しやすくなります。
そこで、除湿器と扇風機を使って、部屋干しした洗濯物を早く乾かすようにします。
エアコンを付けている場合は、エアコンを付けている部屋で部屋干しを行い、扇風機の風邪を洗濯物に当てるように回すことで、早く洗濯物を乾かすことができます。
2.スペースに余裕を持って干す
外干しする時と同じように、洗濯ものを詰めて干すとその分風通しが悪くなるため、
洗濯物が乾きにくくなります。
スペースに余裕を持って干すことで、風通しが良くなるため、部屋干ししていても
比較的早く乾くようになります。
3.酸素系漂白剤を使って消臭する
既に部屋干しした衣類から嫌な臭いがしている場合は、
「酸素系漂白剤」で除菌することができます。
酸素系漂白剤は衣類を傷めにくい漂白剤のことで、40℃のお湯に
粉末状の酵素系漂白剤を溶かして洗濯物を漬け込んで使います。
漂白剤を使いたくない方は、煮沸消毒でも除菌することができます。
まとめ
梅雨は雨が続くため、洗濯物を部屋干しするご家庭が多くなります。
部屋干しした衣類は嫌な臭いが発生しやすくなりますが、
今回ご紹介した方法なら嫌な臭いを予防することができます。
どれも簡単にできる方法なので、今年の梅雨に試してみてくださいね!