ビジネスシーンや友人・ご近所の方への年末の挨拶は、
いつどのように行うべきなのでしょうか?
今回は、年末の挨拶のタイミングと「良いお年を」の意味をご紹介いたします。
年末の挨拶をする時期
ビジネスシーンでは、仕事納めの日に挨拶をするのが一般的です。
同僚や上司・役員・社長など、社内には1年間お世話になった人が多く居ます。
可能な限りお世話になった方へ挨拶をするのが理想ですが、
取締役や社長は仕事納めの日も忙しく、個人的な時間は取れない場合も
珍しくありません。
TPOをわきまえて挨拶をするようにし、上司や取締役・社長への挨拶は1人で挨拶する
のではなく、先輩や同僚と一緒に挨拶を行うことで、時間を取らせないようにすることが理想です。
取引先へはアポイントメントを取ってから挨拶をする
社内の年末の挨拶は仕事納めの日に行いますが、お世話になった取引先への挨拶は
いつすれば良いのでしょうか。
取引先への年末の挨拶は、通常の営業と変わりないという認識が重要です。
取引先の会社の営業日を確認し、事前にアポイントメントをとってから挨拶に伺う要ようにしましょう。
この時、挨拶だけをして帰るのではなく、営業の心得である「相手の困っていることを聞き出す」を忘れずに行うようにし、年明けのビジネスに繋げるようにしましょう。
友人・知人・ご近所への挨拶は必要?
ビジネスの場ではお世話になった方へ挨拶は必須ですが、友人や知人・ご近所へ年末の挨拶は行うべきなのでしょうか。
メールアドレスやLINEなど、個人的な連絡先を知っている方へは、年末の挨拶をした方が良いと言えます。
しかし、最近ではTwitterなどSNSを利用している人も多いので、親しい間柄であればSNS上で挨拶を済ませても問題ありません。
日常的に顔を合わせる友人や知人・ご近所の方へは、一年の最後に合った時に挨拶するようにしましょう。
「良いお年を」は間違い?
年末の挨拶に使う「よいお年を」は、年末に使いません。
「良いお年を」は、年末の大掃除やおせちの準備など、年末に向けてやるべきことに
追われる中で、「大晦日を迎えるまでは大変ですが、お互いに頑張りましょう」や
「どうか良いお年を迎えられますように」といった意味のある言葉です。
そのため、30日や31日の年末が押し迫った中で使用するのは間違いと言えます。
「良いお年を」を使うなら、20~30日までに使うようにしましょう。
まとめ
ビジネスでは年末の挨拶は仕事納めの日に行うようにし、取引先への挨拶は
アポイントメントを取ってから行います。
正しいタイミングと言葉で年末の挨拶をしましょう。